大学名
ロンドン大学 東洋アフリカ学院

イギリス
地域
ヨーロッパ
原語または英語名
School of Oriental and African Studies, University of London
学部
日本語学科あるいは関連学科
構成(組織・教員数・学生数)
3つの学位コース(日本語、日本語と他分野とのジョイントディグリー、日本学)を設置。
他分野とのジョイント学位では日本語と経済、地理学、歴史学、美術史、韓国語、言語学、経営学、音楽、政治学、社会人類学、宗教学を組み合わせることができる。
日本語学習の主たる目的
日本語学位コース:
学生の日本語の読み書き能力を高いレベルに持っていくこと、現代および古典日本文化の基礎を身につけさせることが目標。
3年次に全学生が留学。

日本語と他分野のジョイント学位コース:
日本語の読み書き能力を高い水準に引き上げるとともに、他分野の知識も同様に身につけることが目標。
3年次に全学生が留学。

日本学学位コース:
日本留学が義務付けられていない3年制のコース。
求められる日本語レベルは日本語学位 コースに比べると高くない。
学生は履修計画を柔軟に組むことができる。
必修科目

日本人教員情報
日本人教員は4名。
採用条件として、日本語関係の修士号が必須。
目標とする日本語のレベル
毎年変化し、コースプログラムによっても異なる。
必須科目の使用テキスト
未調査
卒業生の進路
テレコミュニケーション、IT、マーケティング、ゲーム産業、メディア、百貨店、翻訳等(2005年~2008年調査)。
修士課程への進学。
学習上の困難点
未調査
大学院
日本語研究関連コース
構成
未調査
研究領域・方向性
修士課程:日本文学、日本学(応用言語学/言語教育コースへの進学という選択肢もあり)。
コースの特徴
修士課程:年間3講義、修士論文(1万語)
博士課程:研究トレーニング・セミナーはあるが、授業履修についての規定はない(通常は3年間)。
学位授与
約22名の学生(3コースの合計)が修士または博士の学位を取得。
卒業後の進路
イギリス国内及び日本での言語教育、マーケティング、証券会社等。
留学

位置づけ
日本語学位コース及び日本語と他分野とのジョイント学位コースは、3年次に全学生が日本の教育機関に留学する。
提携大学
3年次の留学先は、北海道教育大学、東京外国語大学、慶応義塾大学、早稲田大学、上智大学、お茶の水女子大学、名古屋大学、南山大学、大阪外国語大学、大 阪大学、同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、京都外国語大学、神戸大学、広島大学、九州大学。
留学に対する意識・条件・選抜
3年次留学のために、1、2年次から準備として、オリエンテーション等を含めて日本語および日本文化のコースを履修。
留学先は成績が考慮され、成績が高い方が優遇される。そのためには2年次の試験をクリアーすることが必須である。
留学後の学生の状況
留学後に1万語の研究計画を書くことが要求される。
参考文献には日本の文献も含めることを条件とする。
その他情報

調査協力者
バルバラ・ピッツィコーニ(ロンドン大学東洋アフリカ学院日本・韓国学部准教授)
調査者
海野多枝(東京外国語大学総合国際学研究院准教授)
調査日
2011/03/10
資料

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