大学名
キエフ国立大学(タラス・シェフチェンコ記念キエフ国立大学)

ウクライナ
地域
NIS諸国
原語または英語名
Київський національний університет імені Тараса Шевченка Taras Shevchenko National University of Kyiv
学部
日本語学科あるいは関連学科
構成(組織・教員数・学生数)
キエフ国立大学(タラス・シェフチェンコ記念キエフ国立大学)付属言語学院中国語・韓国語および日本語学科
学士4年、修士2年、以上が高等教育。
専任は14名(うち日本人は3名で1名はSPGD(国際交流基金による派遣講師)) 一学年20名程度。
日本語学習の主たる目的
日本留学を目的として日本語教育を行う。
日本語教師、研究者育成を目指して、 コミュニケーション能力の向上、アカデミック・ジャパニ-ズの育成を目指す。
必修科目
未調査
日本人教員情報
3人のうち、2人の日本人講師はウクライナに造詣が深く、ウクライナ語も堪能なため、ウクライナ人と日本人の教師の役割分担は特に決まっていない。
実践日本語コース、一年生6科目のうち、2科目「実践日本語」を日本人派遣講師が担当。
目標とする日本語のレベル
卒業時に日本語能力試験N2合格。
必須科目の使用テキスト
『初級日本語』(上、下)(東京外国語大学留学生日本語教育センター編著、凡人社)を1年半で修了後、『みんなの日本語』(中級)(スリーエーネットワーク)を使用。
『留学生のための漢字の教科書』国書刊行会
卒業論文は必修。(要約は日本語)
卒業生の進路
日本の大学院へ進学する。20% 日本語学校、ジムナジウム等の教師。
学習上の困難点
漢字学習
語順(ウクライナ語はSVO)が通訳時に混乱する場合がある。
発音(撥音、長音、促音、アクセント)
大学院
日本語研究関連コース
構成
PH.D準備課程3年間
学部の教員15名と同じ。
一学年2名程度。
研究領域・方向性
日本語学、日本文学(夏目漱石、太宰治等)、日本語教育
コースの特徴
必修科目:英語哲学、情報工学、専門科目
それぞれの博士候補資格試験を受験する。
学位授与
毎年1名程度。
卒業後の進路
大学教員あるいは大学付属の研究所の研究員。
留学

位置づけ
学部、大学院のうち、40%が日本留学(3カ月、半年~1年間)。単位交換はなし。
提携大学
東京外国語大学、筑波大学、青山学院大学、大阪経済法科大学、天理大学、龍谷大学。
留学に対する意識・条件・選抜
国費留学の場合は、文科省試験。
交換留学の場合は、日本語能力試験N2合格者に対し、面接試験を実施。
(他の授業での成績、責任感等を審査)
留学後の学生の状況
特に対応していない。能力が高い学生に対しては別の課題を与える教師もいる。
その他情報

調査協力者
アサドチフ・オクサーナ先生(タラス・シェフチェンコ記念キエフ国立大学付属言語学院准教授)
調査者
谷口龍子(東京外国語大学国際日本研究センター准教授)
調査日
2012/03/01
資料

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その他

外大関係者情報
交換留学生は毎年1、2名程度受け入れを希望。
大学院生1名、交換教員も1名希望。