大学名
ボン大学
国
ドイツ
地域
ヨーロッパ
原語または英語名
2012年9月まで: Universitat Bonn, Orient- und Asienwissenschaften, Abteilung fur Orientalische und Asiatische Sprachen, Arbeitsbereich Japanisch 2012年10月から:Universitat Bonn, Orient- und Asienwissenschaften, Abteilung fur Japanologie und Koreanistik
学部
日本語学科あるいは関連学科
構成(組織・教員数・学生数)
・教員数:教授1名、常勤講師6名、非常勤講師12名。
・学生数:約300名(1年生約150名、2年生約100名、3年生約50名)。
・2012年10月以降の教員数、学生数は未定。
・学生数:約300名(1年生約150名、2年生約100名、3年生約50名)。
・2012年10月以降の教員数、学生数は未定。
日本語学習の主たる目的
日本語科の特徴:「課題遂行能力(Can-do)」重視。
*「アジア学研究所」では、次のアジア言語の中から最低一言語の選択が必修(アラビア語、中国語、ヒンディー語、インドネシア語、日本語、韓国語、モンゴ ル語、ペルシャ語、サンスクリット語、チベット語、トルコ語、ウルドゥー語、クルド語、ベトナム語)。日本語はその一つで、研究所内で受講者数が最も多い言語。
*「アジア学研究所」では、次のアジア言語の中から最低一言語の選択が必修(アラビア語、中国語、ヒンディー語、インドネシア語、日本語、韓国語、モンゴ ル語、ペルシャ語、サンスクリット語、チベット語、トルコ語、ウルドゥー語、クルド語、ベトナム語)。日本語はその一つで、研究所内で受講者数が最も多い言語。
必修科目
*「アジア学研究所」では以下A, B, Cの三つに科目が類型化。日本語科はBを担当。
A-1. 必修中核科目:「アジア史概論」「現代アジア概論」(12単位×2)
A-2. 選択必修中核科目:地域研究系、言語翻訳系等から最低60単位
B. 選択必修言語科目:「アジア言語基礎1, 2, 3」(12単位×3)
C. その他:「調査・プレゼン演習」(12単位×1)
A-1. 必修中核科目:「アジア史概論」「現代アジア概論」(12単位×2)
A-2. 選択必修中核科目:地域研究系、言語翻訳系等から最低60単位
B. 選択必修言語科目:「アジア言語基礎1, 2, 3」(12単位×3)
C. その他:「調査・プレゼン演習」(12単位×1)
日本人教員情報
日本人教員は16名、常勤講師5名、非常勤講師11名。
専門:日本語教育
役割:a. 日本語科目の教授、b. 日本語科目試験に係る諸業務、c. 日本語講座に関する企画・立案および講座運営。(非常勤講師はaのみ)
常勤講師採用条件:修士以上の学歴。日本語教育の専門性。
担当科目:日本語基礎1, 2, 3、日本語応用1, 2, 3
専門:日本語教育
役割:a. 日本語科目の教授、b. 日本語科目試験に係る諸業務、c. 日本語講座に関する企画・立案および講座運営。(非常勤講師はaのみ)
常勤講師採用条件:修士以上の学歴。日本語教育の専門性。
担当科目:日本語基礎1, 2, 3、日本語応用1, 2, 3
目標とする日本語のレベル
CEFR (Common European Framework of Reference for Languages) のGlobalscaleに準ずる。
基礎1=A1、基礎2=A1-A2、基礎3=A2、応用1=A2-B1、応用2=B1、応用3=B1-B2
*Can-doシラバスに基づいた授業・評価を実施(自己評価表も導入)。CEFRに準拠し、「自律学習能力」「問題解決能力」「協働学習能力」の育成が教育基本方針。
基礎1=A1、基礎2=A1-A2、基礎3=A2、応用1=A2-B1、応用2=B1、応用3=B1-B2
*Can-doシラバスに基づいた授業・評価を実施(自己評価表も導入)。CEFRに準拠し、「自律学習能力」「問題解決能力」「協働学習能力」の育成が教育基本方針。
必須科目の使用テキスト
基礎1:『げんき』(The Japan Times) 第1課~11課
基礎2:『げんき』(The Japan Times) 第12課~19課
基礎3:『げんき』(The Japan Times) 第20課~23課、『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第1課~2課、『ニューアプローチ中級基礎編』(語文研究所)第1課~2課
応用1:『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第3課~7課、『ニューアプローチ中級基礎編』(語文研究所)第3課~6課
応用2:『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第9・13・17・18課、『ニューアプローチ中級基礎編』(語文研究所)第7課~10課
応用3:『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第11・12・14・19課、『ニューアプローチ中級基礎編』
基礎2:『げんき』(The Japan Times) 第12課~19課
基礎3:『げんき』(The Japan Times) 第20課~23課、『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第1課~2課、『ニューアプローチ中級基礎編』(語文研究所)第1課~2課
応用1:『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第3課~7課、『ニューアプローチ中級基礎編』(語文研究所)第3課~6課
応用2:『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第9・13・17・18課、『ニューアプローチ中級基礎編』(語文研究所)第7課~10課
応用3:『新日本語の中級』(スリーエーネットワーク)第11・12・14・19課、『ニューアプローチ中級基礎編』
卒業生の進路
・大学院への進学(日本学系、日本語学系への進学が多い)
・日本への留学(語学留学、大学院留学等様々)
・ワーキングホリデイで日本へ
・職業実習(日本関連企業への希望者が多い)
・就職(日本関連の職種に就く者もいるが、他の職種もある。職場はドイツだけでなく、アジア諸国の場合もある)
・日本への留学(語学留学、大学院留学等様々)
・ワーキングホリデイで日本へ
・職業実習(日本関連企業への希望者が多い)
・就職(日本関連の職種に就く者もいるが、他の職種もある。職場はドイツだけでなく、アジア諸国の場合もある)
学習上の困難点
Can-doシラバス導入の成果から日本語運用能力は高いが、「言語知識(文法・文字等)」に関する専門性が比較的低く、正確さに欠ける点が課題。
大学院
日本語研究関連コース
構成
2012年9月まで
ボン大学アジア学研究所東洋アジア言語部門日本語科 (Universitat Bonn, Orient- und Asienwissenschaften, Abteilung fur Orientalische und Asiatische Sprachen, Arbeitsbereich Japanisch)
教員数:教授1名、常勤講師2名
学生数:約15名(1年生約7名、2年生約7名)
2012年10月から
ボン大学アジア学研究所日本学・韓国学部門 (Universitat Bonn, Orient- und Asienwissenschaften, Abteilung fur Japanologie und Koreanistik)
教員数、学生数は未定。
ボン大学アジア学研究所東洋アジア言語部門日本語科 (Universitat Bonn, Orient- und Asienwissenschaften, Abteilung fur Orientalische und Asiatische Sprachen, Arbeitsbereich Japanisch)
教員数:教授1名、常勤講師2名
学生数:約15名(1年生約7名、2年生約7名)
2012年10月から
ボン大学アジア学研究所日本学・韓国学部門 (Universitat Bonn, Orient- und Asienwissenschaften, Abteilung fur Japanologie und Koreanistik)
教員数、学生数は未定。
研究領域・方向性
日独・独日翻訳。
コースの特徴
2010年9月まで
*「東洋アジア言語部門」では以下A, B, Cの三つに科目が類型化。最低二つのアジア言語能力が必須。
A. 第一言語翻訳科目(日本語専門学生は日独・独日翻訳):計45単位
B. 選択必修科目:古語文法等(各15単位)
C. 第二言語科目:日本語以外のアジア言語の学習(CEFR-B1, 2レベル):計30単位
2010年10月から
*「日本学科翻訳専攻」として再編予定。第二言語科目の撤廃が決定しているが、詳細は未定。
*「東洋アジア言語部門」では以下A, B, Cの三つに科目が類型化。最低二つのアジア言語能力が必須。
A. 第一言語翻訳科目(日本語専門学生は日独・独日翻訳):計45単位
B. 選択必修科目:古語文法等(各15単位)
C. 第二言語科目:日本語以外のアジア言語の学習(CEFR-B1, 2レベル):計30単位
2010年10月から
*「日本学科翻訳専攻」として再編予定。第二言語科目の撤廃が決定しているが、詳細は未定。
学位授与
翻訳学修士。
条件は、必須単位の取得および修士論文の提出による。
条件は、必須単位の取得および修士論文の提出による。
卒業後の進路
・職業実習(日本関連企業への希望者が多い)
・就職(日本関連の職種に就く者もいるが、他の職種もある。職場はドイツだけでなく、アジア諸国の場合もある)
・日本学系とは異なる修士課程への進学(他大学への進学もある)
・博士課程への進学(少数)
・日本への留学(語学留学、大学院留学等様々)
・ワーキングホリデイで日本へ
・就職(日本関連の職種に就く者もいるが、他の職種もある。職場はドイツだけでなく、アジア諸国の場合もある)
・日本学系とは異なる修士課程への進学(他大学への進学もある)
・博士課程への進学(少数)
・日本への留学(語学留学、大学院留学等様々)
・ワーキングホリデイで日本へ
留学
位置づけ
交換留学は公募選抜。BA, MA合わせて年間約30名が留学。
BA:3年次または3年次終了後(稀に2年次)に留学する学生が多い。
MA:2年次または2年次終了後に留学する学生が多い。
単位交換制度あり。(言語科目および専門科目)
BA:3年次または3年次終了後(稀に2年次)に留学する学生が多い。
MA:2年次または2年次終了後に留学する学生が多い。
単位交換制度あり。(言語科目および専門科目)
提携大学
*主に学部間提携校(一部、大学間提携)
鹿児島大学、京都大学、熊本大学、慶応大学、静岡大学、上智大学、成蹊大学、筑波大学、立教大学、早稲田大学(五十音順。2012年2月現在)
鹿児島大学、京都大学、熊本大学、慶応大学、静岡大学、上智大学、成蹊大学、筑波大学、立教大学、早稲田大学(五十音順。2012年2月現在)
留学に対する意識・条件・選抜
選抜審査事項:学内総合成績、志望動機書(研究計画書)、口頭面接
留学後の学生の状況
・単位交換制度によって必須単位の取得を済ませ、学位論文執筆に取りかかる学生が多数。
・日本語力の向上が著しい学生が多数。
・日本語力の向上が著しい学生が多数。
その他情報
調査協力者
奥村三菜子(ボン大学アジア学研究所日本語科常勤講師)
調査者
坂本惠(東京外国語大学留学生日本語教育センター教授)
調査日
2012/02/17
資料
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