大学名
モンゴル国立大学
国
モンゴル
地域
アジア
原語または英語名
National University of Mongolia
学部
日本語学科あるいは関連学科
構成(組織・教員数・学生数)
・開講当時は文学部日本学科として開講されたが、現在は国際言語文化学部の日本学科として開講されている。
・教員は8名
・学生数は1学年30名程度。4学年で総計120名程度が在籍。
・教員は8名
・学生数は1学年30名程度。4学年で総計120名程度が在籍。
日本語学習の主たる目的
・2年生までに日本語能力試験N2を取得すること。
・卒業するまでに日本語能力試験N1を取得すること。
・卒業するまでに日本語能力試験N1を取得すること。
必修科目
・2年までは日本語の語学学習のみ。
・3年から言語と文化・歴史・日本事情の2つの専門に分かれる。日本語教員を目指す学生は言語を選択。
・専門の授業は日本語で行われる。
・3年から言語と文化・歴史・日本事情の2つの専門に分かれる。日本語教員を目指す学生は言語を選択。
・専門の授業は日本語で行われる。
日本人教員情報
・国際交流基金からの派遣が20年間続いたが、現在はいない。
・大学内の「モンゴル・日本人材開発センター」に、国際交流基金からの派遣教員が1名在籍(2010年4月)。ただし、大学とは別組織のため、大学では教えていない。
・大学内の「モンゴル・日本人材開発センター」に、国際交流基金からの派遣教員が1名在籍(2010年4月)。ただし、大学とは別組織のため、大学では教えていない。
目標とする日本語のレベル
・卒業までに日本語能力試験N1レベルの日本語能力を身につけること。
必須科目の使用テキスト
・『かな入門』(凡人社)を学習した後、『モンゴル人のための日本語』を中心に学習する。
2年次からは、他の教材を適宜使用している。
2年次からは、他の教材を適宜使用している。
卒業生の進路
・初等・中等学校の教師、日本企業(観光、鉱山関係など)などに就職する。
・就職を希望する多くの学生が日本語に関わる職を得ている。
・研究者を目指す学生や、留学する学生もいる。
・就職を希望する多くの学生が日本語に関わる職を得ている。
・研究者を目指す学生や、留学する学生もいる。
学習上の困難点
・学生の日本語レベルの差が大きい。
・入学時に、既習者・留学経験者と未習者が同じクラスに入れられることがある。
・入学時に、既習者・留学経験者と未習者が同じクラスに入れられることがある。
大学院
日本語研究関連コース
構成
・日本語教育・言語関係と、歴史・文学など日本研究との2つの専攻に分かれている。
・学生は修士17名、博士10名が在籍。
・両専攻の学生数はほぼ同数。
・他大学卒業の学生や日本留学帰国後の学生も在籍している。
・教員は8人が、それぞれ学生4名程度を担当している。
・学生は修士17名、博士10名が在籍。
・両専攻の学生数はほぼ同数。
・他大学卒業の学生や日本留学帰国後の学生も在籍している。
・教員は8人が、それぞれ学生4名程度を担当している。
研究領域・方向性
言語関係の研究テーマは対照研究、教授法などがある。
(論文テーマの例:慣用句、漢字の学習法、非漢字圏における文字教育、比較翻訳、日本文化、日本語とモンゴル語の対照文法など)
(論文テーマの例:慣用句、漢字の学習法、非漢字圏における文字教育、比較翻訳、日本文化、日本語とモンゴル語の対照文法など)
コースの特徴
・論文を含め、修了単位は60単位程度。
(論文は30単位程度、中間発表や学会発表も単位に換算される)
・在学期間は修士課程が1年半~2年。博士課程が3年~5年。
(論文は30単位程度、中間発表や学会発表も単位に換算される)
・在学期間は修士課程が1年半~2年。博士課程が3年~5年。
学位授与
修士号、博士号が取得可能。これまでの修士号取得者は約50人。
卒業後の進路
・修士を修了すれば大学で教えることができる。
・大学院で教えるには博士号が必要。
・研究者にならずに起業する学生もいる。
・大学院で教えるには博士号が必要。
・研究者にならずに起業する学生もいる。
留学
位置づけ
・日研生や交換留学などで毎年6人程度が留学する。多いときは10名になる場合もある。
・私費で留学する学生もいる。
・協定大学とは単位互換の制度がある。
・単位互換が認定される要件は様々であり、一律ではない。
・私費で留学する学生もいる。
・協定大学とは単位互換の制度がある。
・単位互換が認定される要件は様々であり、一律ではない。
提携大学
東京外国語大学、東京大学、大阪大学、早稲田大学、中部学院大学、創価大学、立教大学、専修大学など。
留学に対する意識・条件・選抜
・2年間の成績で優秀者を選抜。
・その他、試験を行う場合もある。
・その他、試験を行う場合もある。
留学後の学生の状況
・生活マナーが良くなる。
・書く力がつく。特に文体差を習得する。
・日本の文化・習慣に慣れる。
・日本語の理解力が深まる。
・自信がつき、人間として成長してくる。
・色々な場面での会話ができるようになる。
・書く力がつく。特に文体差を習得する。
・日本の文化・習慣に慣れる。
・日本語の理解力が深まる。
・自信がつき、人間として成長してくる。
・色々な場面での会話ができるようになる。
その他情報
調査協力者
S.ドルゴル(モンゴル国立大学国際言語文化学部日本語科教授)、バットルガ(モンゴル国立大学国際言語文化学部日本語科教授)、E.バドジャルガル(モンゴル国立大学国際言語文化学部日本語科Senior Lecturer)、
調査者
坂本惠(東京外国語大学国際日本研究センター副センター長、留学生日本語教育センター教授)、 伊集院郁子(東京外国語大学留学生日本語教育センター専任講師)
調査日
2011/09/22
資料
コメント
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その他
大学の沿革 1975年、文学部に副専攻として日本語コースが開設された。
1990年、文学部日本語コースは主専攻の日本学科に昇格。
2002年、日本政府の協力により、大学内に「モンゴル・日本人材開発センター」が設置される。同センターでは、日本語教育機関・日本語教師会との連携や、日本語及び日本文化に関する情報の提供などの活動を行っている。
1990年、文学部日本語コースは主専攻の日本学科に昇格。
2002年、日本政府の協力により、大学内に「モンゴル・日本人材開発センター」が設置される。同センターでは、日本語教育機関・日本語教師会との連携や、日本語及び日本文化に関する情報の提供などの活動を行っている。
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