大学名
ラオス国立大学
国
ラオス
地域
アジア
原語または英語名
National Univsrsity of Laos
学部
構成(組織・教員数・学生数)
ラオス国立大学文学部日本語学科
ラオス人教員7名(うち3名留学などで不在)、日本人教員2名、
学生数は全学年合計で119名(2018-2019年度)
ラオス人教員7名(うち3名留学などで不在)、日本人教員2名、
学生数は全学年合計で119名(2018-2019年度)
日本語学習の主たる目的
日本語学科はラオスにおける唯一の日本語主専攻学科であり、各分野における日本語の人材を育成する機関として位置づけられている。さらに、今後ラオスにおいて日本語教育の裾野を広げていくうえで、ラオス人教師の養成機関としても重要な役割を担っている。
必修科目
1年生:日本語1・2、漢字1・2、会話・聴解1・2、日本の歴史、日本の地理、ラオスの地理、ラオスの歴史、ラオスの経済1・2、環境学、心理学、英語1 2年生:日本語3・4、漢字3・4、読解1・2、文法1・2、会話・聴解3・4、作文1、、英語2・3、日本の文化、ラオスの文化、心理学、コンピュータ、軍事教練 3年生:日本語5・6、漢字5・6、作文2・3、日本文学、日本の社会、日本の経済・経営、言語学、翻訳(日本語→ラオス語)、コミュニケーションの日本語、秘書の日本語、観光の日本語、ホテルの日本語、ラオスの文学、英語4&5
4年生:日本語7、日本語教授法、作文4、翻訳(ラオス語→日本語)、卒業論文の書き方、日本語能力試験のための日本語、
英語、卒業論文制作
4年生:日本語7、日本語教授法、作文4、翻訳(ラオス語→日本語)、卒業論文の書き方、日本語能力試験のための日本語、
英語、卒業論文制作
日本人教員情報
国際交流基金から日本語アドバイザー1名、日本語教育助手1名を派遣している。役割は①教員の日本語力の向上 ②学生の日本語力の向上③日本語教授上の問題点の解決 ④カリキュラム、シラバスの見直し ⑤日本語・日本関連科目の授業の担当 ⑥卒業論文制作の指導 ⑦学科運営上の助言 ⑧教育(学習)環境の整備 ⑨外部関係者との連絡および関係実務
目標とする日本語のレベル
日本語能力試験N3
必須科目の使用テキスト
『みんなの日本語Ⅰ』『みんなの日本語Ⅱ』(および、シリーズ副教材)スリーエーネットワーク、『中級へ行こう』スリーエーネットワーク、『中級を学ぼう』スリーエーネットワーク、『文化日本語中級』『漢字だいすき』小学館、その他自作教材など。
卒業生の進路
卒業生の中には日本語教師、JETROラオス事務所、日系企業、旅行会社、研究留学生など専攻の日本語を生かしている学生もおり、これらの人材がさまざまな分野で日本とラオスの関係強化に貢献することが期待されている。
学習上の困難点
教室以外で、日本語に接する機会が少ないため、4技能の中で会話能力と聴解力の養成に苦労している。また、漢字の学習に苦労している学生も多い。
大学院
構成
なし
研究領域・方向性
なし
コースの特徴
なし
学位授与
なし
卒業後の進路
なし
留学
位置づけ
日本留学中に取得した単位のうち、日本語関係科目は単位交換を認めている。
提携大学
東京外国語大学、麗澤大学(以上、大学間MOU締結校)、他に専修大学、創価大学など
留学に対する意識・条件・選抜
多くの学生が、日本へ留学することを希望している。一定のレベル(日本語能力試験N3程度)に達している学生に対して、学科内で選抜試験を実施しており、例年3~4名が日本へ留学している。2012年~2013度は7名が留学中。
留学後の学生の状況
帰国後、留学前の学年の次の学年に復学している学生が多い。
その他情報
調査協力者
ミーサイ学科長、マライカム先生、田邊知成(国際交流基金派遣日本語教育アドバイザー)
調査者
坂本惠(東京外国語大学国際日本学研究院教授)、鈴木玲子(東京外国語大学総合国際学研究院教授)
調査日
2018/12/10
資料
コメント
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