大学名
北京大学(日本言語文化学部(研究室))
国
中国
地域
アジア
原語または英語名
URL
学部
日本語学科あるいは関連学科
構成(組織・教員数・学生数)
日本言語文化学部(研究室):語学、文学、文化
専任教員:18名(このうち、日本人教師:1名)
学生数:学部生:約80名 修士:約30名 博士:約30名
専任教員:18名(このうち、日本人教師:1名)
学生数:学部生:約80名 修士:約30名 博士:約30名
日本語学習の主たる目的
日本語専攻の学生(専攻日本語)の目標:
(1)「学生がしっかりと勉強し、日本語の基礎知識を身につけるように導くこと。
・聴解能力・会話・読解・作文の基本技能を訓練し、言語の実際運用能力を養成すること。
・高学年段階の勉強にしっかりした基礎を築くこと。」(『大学日本語専攻基礎段階教育大網』 高等教育出版社 1990年6月)
(2)「学生がしっかりと勉強し、日本語の基礎知識を身につけるように導くこと。
・聴解能力・会話・読解・作文の基本技能を訓練し、言語の実際運用能力を養成すること。
・学生の日本社会文化の知識を豊かにし、文化の理解力を培うことによって、高学年段階の勉強にしっかりした基礎を築くこと。」
(『大学日本語専攻基礎段階教育大網(改訂版)』 大連理工大学出版社 2001年11月)
最近の傾向としては、以下の三点が挙げられる。
(1)実際の運用の重視
(2)言語知識だけではない、社会・文化の理解の重視
(3)専門家の養成から一般教養の養成への重点のシフト
(1)「学生がしっかりと勉強し、日本語の基礎知識を身につけるように導くこと。
・聴解能力・会話・読解・作文の基本技能を訓練し、言語の実際運用能力を養成すること。
・高学年段階の勉強にしっかりした基礎を築くこと。」(『大学日本語専攻基礎段階教育大網』 高等教育出版社 1990年6月)
(2)「学生がしっかりと勉強し、日本語の基礎知識を身につけるように導くこと。
・聴解能力・会話・読解・作文の基本技能を訓練し、言語の実際運用能力を養成すること。
・学生の日本社会文化の知識を豊かにし、文化の理解力を培うことによって、高学年段階の勉強にしっかりした基礎を築くこと。」
(『大学日本語専攻基礎段階教育大網(改訂版)』 大連理工大学出版社 2001年11月)
最近の傾向としては、以下の三点が挙げられる。
(1)実際の運用の重視
(2)言語知識だけではない、社会・文化の理解の重視
(3)専門家の養成から一般教養の養成への重点のシフト
必修科目
日本語専攻必修科目(学部):
基礎日本語(一)~(四)、日本語会話、日本語視聴説(一)~(四)、日本史、高学年日本語(一)~(四)、日本語概論、古典日本語文法、日本語の作文、日本語口頭通訳、日本文化概論、日本語閲読、日中・中日翻訳、日本文学史 以下、必修か否かは不明
口頭表現コースの有無とその特徴(媒介語、テキストの有無、担当教員など)や評価法(基準となる項目等)
口頭表現コース:あり
媒介語(授業):日本語
テキスト:『総合日語』の一部
評価法:中間試験/期末試験
基礎日本語(一)~(四)、日本語会話、日本語視聴説(一)~(四)、日本史、高学年日本語(一)~(四)、日本語概論、古典日本語文法、日本語の作文、日本語口頭通訳、日本文化概論、日本語閲読、日中・中日翻訳、日本文学史 以下、必修か否かは不明
口頭表現コースの有無とその特徴(媒介語、テキストの有無、担当教員など)や評価法(基準となる項目等)
口頭表現コース:あり
媒介語(授業):日本語
テキスト:『総合日語』の一部
評価法:中間試験/期末試験
日本人教員情報
招聘教師 人数:1名(各年)
採用条件:大学教員 備考:日本の大学から招聘している。
集中講義の講師 人数:1名(各年)
採用条件:該当の分野で造詣の深い教授 備考:招聘教師は主に高学年の日本語の授業を担当する。集中講義の講師は主として修士や博士のために集中講義をする。
教員: 専任教員:18名(日本人教員:1名) 専門分野:日本語語用論、日本語認知言語学、日本語文法研究、日中言語の対照研究、日本語教授法、日本近現代文学、中日近現代小説、中日近代語彙交流史、漢訳洋書研究、日本古典文学
採用条件:大学教員 備考:日本の大学から招聘している。
集中講義の講師 人数:1名(各年)
採用条件:該当の分野で造詣の深い教授 備考:招聘教師は主に高学年の日本語の授業を担当する。集中講義の講師は主として修士や博士のために集中講義をする。
教員: 専任教員:18名(日本人教員:1名) 専門分野:日本語語用論、日本語認知言語学、日本語文法研究、日中言語の対照研究、日本語教授法、日本近現代文学、中日近現代小説、中日近代語彙交流史、漢訳洋書研究、日本古典文学
目標とする日本語のレベル
4年の勉強を通して、日本語を使ったコミュニケーションを可能にし、聞く、話す、読む、書く、訳すといった総合的な運用能力を身につけると同時に、日本の言語や文学、歴史、社会、文化、政治及び宗教などへの理解を深め、それらを客観的に見る能力を養う。
また、学生に一定の日本言語学に関する理論的知識を身につけさせ、日本文学、文化の概況や特徴を心得えさせ、基礎的な研究能力の獲得を目指す。その他、優れた中国語、英語運用能力を習得し、卒業後、中日交流や異文化研究などの分野の仕事において即戦力となるよう指導する。
また、学生に一定の日本言語学に関する理論的知識を身につけさせ、日本文学、文化の概況や特徴を心得えさせ、基礎的な研究能力の獲得を目指す。その他、優れた中国語、英語運用能力を習得し、卒業後、中日交流や異文化研究などの分野の仕事において即戦力となるよう指導する。
必須科目の使用テキスト
『総合日本語(1-4冊)』(北京大学出版社 彭広陸 守屋三千代主編 2004.8)(改訂版あり) 『総合日本語』(現在作成中) 備考:国家第11の五年計画の出版プロジェクトの一部。教材シリーズ(総合日本語、口頭日本語、作文、聴解)
卒業生の進路
就職:主に政府機関、中日文化交流部門および大型企業 進学:修士課程入学 留学
学習上の困難点
日本での勉強や生活体験の機会が少ない。
大学院
日本語研究関連コース
構成
組織:日本語学、日本文学、日本文化に分けられる。 教員:18名 学生:修士約30名/博士約30名
研究領域・方向性
日本語学の研究:日本語文法の研究、日本語認知言語学、語用論の研究、日本語の語彙研究、中日言語の対照研究、日本語教授法の研究 日本文学の研究:日本文学の翻訳と研究、日本文学史と思潮流派の研究、日本文学作家と作品の研究、日本文学理論の研究、中日文学の比較研究 日本文化の研究:日本思想文化の研究、日本史の研究、日本宗教の研究、日本民俗芸術の研究、中日文化の比較研究
コースの特徴
修士課程:三年制/必要単位数37(必要単位数がそろっていれば口頭試問を申請できる。)
博士課程:四年制/必要単位数15(必要単位数がそろった時点で、総合試験がある(筆記か口頭試問)。合格した者は卒業論文のテーマ報告をし、指導委員会の審査を受ける。正式に論文を2本発表した者は口頭試問を申請できる。)
博士課程:四年制/必要単位数15(必要単位数がそろった時点で、総合試験がある(筆記か口頭試問)。合格した者は卒業論文のテーマ報告をし、指導委員会の審査を受ける。正式に論文を2本発表した者は口頭試問を申請できる。)
学位授与
論文審査を通した者に「文学修士」号及び「文学博士」号を授与する。
卒業後の進路
修士課程:就職及び博士課程入学(国内の大学あるいは日本の大学)
博士課程:大半が大学教員になる。
博士課程:大半が大学教員になる。
留学
位置づけ
学部:
大学側の意向としては国際経験の為に出来る限り多くの学生の留学を望む。
主に協定交流を利用し、少数の学生が日本に留学することができる。 単位に関しては、北京大学のカリキュラムに沿った科目のみ履修単位として認める。
大学院:
修士課程:3分の1の学生が協定校へ留学することができる。留学先での履修単位が認められる。
博士課程:学生全員に協定校への留学が認められている。
大学側の意向としては国際経験の為に出来る限り多くの学生の留学を望む。
主に協定交流を利用し、少数の学生が日本に留学することができる。 単位に関しては、北京大学のカリキュラムに沿った科目のみ履修単位として認める。
大学院:
修士課程:3分の1の学生が協定校へ留学することができる。留学先での履修単位が認められる。
博士課程:学生全員に協定校への留学が認められている。
提携大学
留学に対する意識・条件・選抜
意識:大学側の意向は出来る限りすべての学生に留学の機会を与えたい。また、様々な措置を取っている。
条件:学生の留学の環境を保障、及び出来る限りでの奨学金の補助、快適な学生生活が送れる環境の提供を希望する。
選抜:学生の申し込みを受け、成績を考慮して決める。
条件:学生の留学の環境を保障、及び出来る限りでの奨学金の補助、快適な学生生活が送れる環境の提供を希望する。
選抜:学生の申し込みを受け、成績を考慮して決める。
留学後の学生の状況
原則として、留学前に所属していたクラスにそのまま戻る。
その他情報
調査協力者
趙華敏(北京大学外国語学院副院長、教授)
調査者
望月圭子(東京外国語大学総合国際学研究院教授)
調査日
2011/05/03
資料
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