大学名
ブリティッシュ・コロンビア大学

カナダ
地域
アメリカ
原語または英語名
The University of British Columbia
学部

構成(組織・教員数・学生数)
・アジア研究学科の中で日本語教育が行われている。
・従来日本語専攻があったが、科目の履修が多角化した結果、「アジア言語・文化 (フォーカス:日本)専攻」 となる。
・正規プログラム学生年間登録数:約1,300名
・サマープログラム登録数:約200名
・日本語の総合コースは初級、中級に分かれ、上級はスキル別(リーディング、ライティング、会話)の授業のほかに、ビジネス、文学、新聞、オーラルコミューニケーションなどの科目も開講
日本語学習の主たる目的
コミュニケーションに必要な言語スキル・知識を身につけると同時に、言語を通して異なる世界観を習得し、異なる文化を知ること。
必修科目
・日本語の総合コースは初級、中級に分かれる。
・上級はスキル別(reading,writing,conversation)の授業、ビジネス、文学、新聞、オーラルコミューニケーションなどの科目も開講 。
・集中講座(週8時間)が開講されており、1年間(前期13週、後期14週)で教科書『げんきⅠ、Ⅱ』を終了する。
日本人教員情報
日本人教員:8名
目標とする日本語のレベル
未調査
必須科目の使用テキスト
初級:『げんきⅠ、Ⅱ』(坂野永理・大野裕・坂根庸子・ 品川恭子著)
中級:『Intermediate Japanese』(マグロイン他著)
上級:主に教師の編集した教材を使用。
卒業生の進路
・進路先:外交官、銀行、教師、観光等。
・ダブルメジャーの学生のほうが比較的就職に有利である。
・同窓会組織も就職支援を行う。
・実学目的ではなく、日本語の言葉や文化に興味を持っている者が多いことから、卒業後は日本へ行きたがる者が多い。
学習上の困難点
未調査
大学院

構成
・通常、修士課程 は2年、博士課程は3年で修了。
・日本語課程修士課程学生数:約7名、博士課程学生数:約8名
研究領域・方向性
研究領域:現代文学、古典文学、思想、歴史など。
研究の方向性:「日本学」に力を入れている。
コースの特徴
日本学コース:開講多数
日本語学コース:開講無し
学位授与
博士号取得者は毎年輩出されている。
卒業後の進路
カナダ、アメリカ、アジア各地に大学教員として就職。
留学

位置づけ
・日本留学は、強く勧めているが強制ではない。
・留学期間は通常1年(半年も可能)。
・2年次、または3年次にGo Global事務を通して募集。
提携大学
東京外国語大学、東京大学、東京農業大学、一橋大学、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、青山学院大学、大阪大学、千葉工業大学、立命館大学、同志社大学、関西学院大学、立命館太平洋大学
留学に対する意識・条件・選抜
GPA及び成績、学内推薦等を選抜。
留学後の学生の状況
・2、3年次に留学した場合、帰国後に3、4年次の授業を履修する。
・留学後の学生がクラスに戻ることで、クラスが活性化される。
その他情報

調査協力者
Dr. Rebecca Chau(アジア研究科日本語プログラム・コーディネーター)
調査者
谷口龍子(東京外国語大学国際日本研究センター准教授)
調査日
2011/04/19
資料

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その他
実学目的ではなく、日本語の言葉や文化に興味を持っている者が多いことから、卒業後は日本へ行きたがる者が多い。
外大関係者情報