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大学名
リール第3大学(ロマンス・スラブ・東洋学部・日本語セクション)

フランス
地域
ヨーロッパ
原語または英語名
Université Lille 3 (UFR Etudes romanes slaves et orientales, section japonaise)
学部
日本語学科あるいは関連学科
構成(組織・教員数・学生数)
2011-12年度の教員数は、准教授4名、ATER(研究教育助手)1名、外国人講師1名、非常勤講師1-2名。学生数は年度によって変動するが2010-11 年度入学数は約180名程度。
日本語学習の主たる目的
学士号取得の時点で、学術的な文章を読んで要旨がまとめられる、学術的な文章を1ページ程度、日本語で書くことができる能力を有する。
必修科目
日本語文法・日本語学入門、日本文化(歴史・文学)、日本語実習(翻訳/作文/会話/聞き取り)、強化科目(日本語・日本文化)、外国語(第2、第3外国語選択)、専門外必修選択科目
日本人教員情報
日本語学の准教授1名(日本人)・日本史・社会学の准教授1名(日本人)・日本文学の准教授2名(日本人1名・フランス人1名)・日本人講師1名・非常勤講師1名(語学・文化の授業の一部を担当)
目標とする日本語のレベル
学部1年生:JLPT・N4レベル 学部2年生:JLPT・N3レベル 学部3年生:JLPT・N2レベルをめざす。
必須科目の使用テキスト
『みんなの日本語1・2』を1年生後期で終了。中級用教材として、『ニューアプローチ中級(基礎編)』を使用。
卒業生の進路
リール第3大学の日本研究の修士課程、もしくはパリのINALCO、パリ第7大学の日本研究の修士課程に進学。あるいはリール3大学(あるいは他の大学) の経済・商業専攻の修士課程に進学。あるいは、留学・ワーキング・ホリディで日本へ行く。就職(プレス関係・大使館など)するなど様々。
学習上の困難点
(教える側から見ての困難点)1年生に関して、既習者と初級者を一緒に教えなくてはいけない。教室や施設が不十分で、講堂での授業は非常に騒がしかったり、あるいは学生数が多すぎてラボ教室に入りきれないという問題がある。
大学院
日本語研究関連コース
構成
日本語学の准教授1名(日本人)・日本史・社会学の准教授1名(日本人)・日本文学の准教授2名(日本人1名・フランス人1名)
研究領域・方向性
日本語学・日本文化・歴史・社会学・日本文学
コースの特徴
未調査
学位授与
2010-11年度:修士課程1年(Master 1) 4人、修士課程2年(Master 2)は1人の修了者。
卒業後の進路
博士課程への進学・留学・就職(企業)・教員養成課程を経て教員になるものもいる。
留学

位置づけ
単位交換の留学協定。
提携大学
愛知県立大学・ISEPを介した交換留学で中京大学、その他、2・3の大学との協定を検討中。
留学に対する意識・条件・選抜
留学への学生の意識はおしなべて高い。自費でも留学をするものもいるほどである。また、短期研修を利用したり、ホテル・レストランなどで仕事をしながら日本語を学ぶプログラムに参加するものもいる。
留学後の学生の状況
留学期間が過ぎた後も日本に残る、帰国してこちらの大学に戻り勉学を続ける、あるいは別な学校への進学、就職など、様々な進路状況である。
その他情報

調査協力者
竹内理恵 リール第3大学准教授
調査者
秋廣 尚恵(プロバンス大学専任講師)
調査日
2011/07/07
資料

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