大学名
マンチェスター大学

イギリス
地域
ヨーロッパ
原語または英語名
The University of Manchester
学部
日本語学科あるいは関連学科
構成(組織・教員数・学生数)
言語学・言語文化学部の中に、English and Japanese、Japanese and Screen Studies、Japanese Studies B.A.、Linguistics and Japanese、Modern Language and Business and Management)の5つのコースで日本語あるいは日本学が学ばれている。
教員は、教授が1名、講師が4名(内、日本人とイタリア人が各1名)。
毎年60名の新入生を迎えるが、そのうち16%の学生が落第し、3年次には50名まで減少する。
日本語学習の主たる目的

必修科目
1年次は、言語学と日本語を週5時間ずつ履修。また、1年次では日本の歴史と日本社会の授業が必修科目となっている。
2年次は言語スキルの授業が全体の三分の一、3年次は六分の一になり、高学年になるに従い、言語以外の科目が増える。
日本人教員情報
日本人教員は3名(内、Senior Language tutor1名、Language tutor2名)。
目標とする日本語のレベル
留学帰りの学生は日本語能力試験N3レベルの取得を目標としているが、実際はN2レベルを受験する者が多い。
必須科目の使用テキスト
1年次は、『げんき1』と『げんき2』を週10時間学び、1年ですべて終了する。
2年次では『みんなの日本語 中級』と『Intermediate Japanese』を週7時間学ぶ。
その他、翻訳の授業では、『五体不満足』『サラダ記念日』などの本や、広告のチラシなどを使うこともある。
卒業生の進路
日本と関係のある旅行会社、ジャーナリスト、税コンサルタントなどの職に就く者もいる。
学習上の困難点
学生は漢字、語用、文法の学習に困難を感じている。
大学院
日本語研究関連コース
構成
日本学(Japanese Studies)と東アジア学(East Asian Studies)の2つのコースがある。
日本学には毎年3名の学生が入学。現在は4名在籍。
東アジア学には毎年2、3名の学生が入学する。 両コースともに、修士課程、博士課程が設置されている。
研究領域・方向性
未調査
コースの特徴
未調査
学位授与
未調査
卒業後の進路
未調査
留学

位置づけ
未調査
提携大学
東京外国語大学、東京大学、お茶の水女子大学、広島大学、神戸大学、大阪大学、山形大学、北海道大学、埼玉大学、一橋大学、九州大学、大分大学、早稲田大学、立教大学、慶応大学、関西大学、関西学院大学、明治大学、明治学院大学
留学に対する意識・条件・選抜
留学試験合格後に経済的理由で留学を断念する者もいる。
留学後の学生の状況
未調査
その他情報

調査協力者
Jonathan Bunt(Senior Lecturer, School of Language, Linguistics and Cultures, The University of Manchester)
調査者
谷口龍子(東京外国語大学国際日本語研究センター准教授)
調査日
2011/07/05
資料

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その他
沿革:2006年にChinese Studiesが設立、その一年後の2007年にJapanese Studiesが設立された。
外大関係者情報